水辺のレジャーには必須！！ライフジャケットの選び方を詳しく解説
水辺のレジャーには必須！！ライフジャケットの選び方を詳しく解説します！
釣りやマリンスポーツなど水辺のレジャーは楽しいですが、水難事故が心配です。 ライフジャケットは水難事故に遭った際、生存率を上げてくれるアイテムです。 しかし「ライフジャケットの種類が多すぎて、どれを選んでいいか分からない」と悩んでいる方もいることでしょう。 この記事では、ライフジャケットの必要性や選び方のポイントを詳しく解説します。
ライフジャケットの必要性と着用するメリット
ライフジャケットとは、水難事故に遭った着用者を水に浮かせて頭部を水面に出させる救命用具の一種です。 救命胴衣やライフベストとも呼ばれています。 ライフジャケットを着用していれば、頭部が水面下に沈むことがないので溺れる心配がないのはもちろんのこと、水面に出る体の面積が増えることで体温の低下を防ぐことができます。 ライフジャケットを着用していれば、水難事故に遭った際の生存率が3倍も上がるのです。 また、水上バイクなど水面を勢いよく移動しているときに落水した場合も、ライフジャケットをつけていれば着水の衝撃を和らげ、ケガを防いでくれます。 日本では、平成30年より全ての小型船舶の乗船者にライフジャケットの着用が義務づけられました。 海や川、湖で船舶に乗らないレジャーにはライフジャケットの着用義務はありませんが、水難事故に遭う可能性があるため、ぜひ、ライフジャケットを着用しましょう。
- 装着するだけで簡単
- 子供から大人サイズ(S〜XXXL)
- カラー４色(オレンジ・赤・青・蛍光緑)
- ホイッスル付きでいざという時も安心！
ライフジャケットには大きく分けて2つの種類がある
ライフジャケットには、大きく分けて以下のような2つの種類があります。
・国土交通省認定品：国の定めた型式承認試験に合格した製品
・認定されていない品：国の定めた型式承認試験を受けずに製造販売されている製品
国土交通省認定品には、通称「桜マーク」と呼ばれる認定マークがつけられています。
認定基準はかなり厳しく、その分質も高い製品です。 船舶や水上バイクに乗る場合は、認定品の着用が義務づけられています。 桜マークが付いたライフジャケットには、「TYPE A」「TYPE D」「TYPE F」「TYPE G」の4種類があり、使用可能な船舶も決められています。 では、国土交通省認定品以外のライフジャケットは粗悪品か？と問われれば答えは「いいえ」です。
前述したとおり国の定めた型式承認試験は大変厳しく、色まで指定されています。 また、海外で製造され、輸入された品はほぼ国土交通省認定品にはなれません。 ですから、CE基準（欧州安全基準）を満たした製品なども「認定されていない品」に分類されてしまいます。 国土交通省認定品は厳しい基準をクリアしている分、高価で形状も限られてています。 一方、認定されていない品は形状もバラエティに富んでいて、価格も安めです。 釣りや遊泳、水遊びなど船に乗らない水辺のレジャーならば、無理に国土交通省認定品を使う必要はありません。 ただし、作りのしっかりしているものを選びましょう。
