関東屈指のメジャースポット:旧江戸川(河口)
関東屈指のメジャースポット:旧江戸川(河口) を特集します!
(写真は東側から見た景色)
ここはメーカーのプロスタッフも何度も訪れ実釣動画やテスト釣行の舞台となり、シーバス釣りのメッカとして知られる旧江戸川です。初心者から上級者まで、訪れるアングラーは後を絶たちません。年中、昼夜問わずシーバスとクロダイが狙えます。東京から千葉へと続く舞浜大橋という大きな橋があるため、シーバスが好む明暗も盛りだくさんです。
■釣り場までのアクセス
東側の護岸:JR京葉線「舞浜駅」より徒歩10分
(駐車場):無し、トイレ:無し、コンビニ:あり(セブンイレブン)
西側の護岸: JR京葉線「葛西臨海公園」より徒歩15分
(駐車場):あり、トイレ:無し、コンビニ:あり(早朝、夜間は閉店)
■グーグルマップで確認する
https://goo.gl/maps/Hkf1iMeaiDxCYrzb6
■狙える魚、釣法
対象魚:シーバス、クロダイ、ハゼ、エイ、ボラ、コノシロ、マゴチ(レア)
可能な釣り方:ルアー、ヘチ、落とし込み、浮き
禁止事項:投げ釣り禁止などの制限はありません
■広大な河川、東西両方の護岸から狙える
東京湾へつながる河口部。川幅も広く、この河口部から上流部までほぼすべてが釣り場となっています。ただし、やはり実績が高いのはこの河口部です。交通のアクセスもよいです。遊漁船の通り道でもあるため、流心は深く、手前は浅くなっているのが特徴です。
(写真は西側から見た景色)
西側からはあのディズニーランドが見えます。もちろん、夜の釣行時はしっかりライトアップされ花火も見れます。花火だけ見たい人からすれば超穴場的な釣り場です。美しい夜景を見ながら釣りを楽しめるのも都会ならです。彼女とデートがてら釣り、なんてこともできます。(彼女を連れてきたなら後日、必ずディズニーランドに行ってください、喧嘩します。)
■年中通してアングラーが集う場所
春夏秋冬、昼夜問わず釣り人が訪れます。冬~春にかけてはバチ抜け、春はマイクロベイト、夏から秋はボラ、コノシロと、季節毎にベイトも変わり状況に応じた戦略が必要なので有名な場所ではあるが釣果をあげるのはけっこう難しいです。だからこそ、アングラーを魅了しているのだろうと思います。常連の方も非常に多いのでSNSで釣果情報や使用しているルアーを見てベイトを確認してみてください。
ただし、昨今の釣り人気、コロナウイルス、某プロスタッフの実釣動画投稿により土日は混雑必須です。平日ですら、決して閑散としない状況に。広大な河川なのに特定のポイントは入ることすらできない、なんてことも多く耳にするようになってきています。
■根掛かり多発
全域がカキ瀬とゴロタで埋まっているため、根掛かりには特に注意が必要です。干満差もかなり出る地域なので、干潮時に下見にいくとよくわかります。特にデイゲームではバイブレーション系やボトム攻めが中心となるので、ある程度は根掛かりによるロストを覚悟したほうがいいでしょう。あるいはトリプルフックからシングルフックに変えるなどして少しでもリスクを低減しよう。根掛かり地帯にシーバスあり、と信じて臆せずルアーを投げてほしい。
- 手動式:紐を引っ張って膨張させる
- 自動式:センサーが水を感知して膨張する
■ヘチ釣り師も多数
岸からすぐに駆け上がりがあり、クロダイを狙う人も多いです。特に初夏~秋にかけてはとんでもない釣果となります。もちろんルアーにも好反応です。ヘチ釣り師は圧倒的に地元のおじさんや常連さんが多く、ルアーを投げているすぐ横に来ることも多いです。トラブルの元になりかねないので、あまりイライラせずこちらから話しかけてみてください。常連ということもあり、どんな日に釣れているとか、どこらへんがポイントなのか、意外と教えてくれるものです。常連さんはよく釣り人を観察しています。
上の写真はルアーでヒットしたクロダイです。小型のアクションで足元で食ってきました。クロダイをルアーで狙うならただ巻きよりアクションを入れたほうが釣果UPです。
■攻略のポイント①:1回で釣れると思うな
どの釣り場にも共通するが、1回で釣果を上げられるほど釣りは簡単ではないです(サビキ釣りは例外)。足蹴無く通い、どのあたりが根掛かりしやすいか、どのポイントで釣っている人がいるか、周りは何系のルアーを投げているか、注意深く観察し、洞察していきましょう。もちろんルアーをロストしたり、ボウズで終わったりすることも多くなるが、アングラーとしての腕磨きや今後の釣り人生を豊かにするために諦めずに通ってみてください。必ず釣果につながります。
■攻略のポイント②:手前が吉
特に河口付近は足元、1mがブレイクラインとなっています。干潮時に見ればよくわかるが、急な駆け上がりになっているためシーバスもクロダイも待ち構えていることが多いです。もちろん、ヘチ釣り師もそのあたりも熟知しているため、このブレイクに蟹を投入しています。混雑時は横投げしづらいが、チャンスがあれば手前のブレイクラインを通してみてください。
■アカエイに注意!
とにかくアカエイがたくさんいます。基本濁っていることが多い河川だが水がクリアな時によく見ると足元にまで泳いでいることもたくさんあります。特にバイブレーション系でボトムを攻めた際に引っかかることが多いです。
質が悪いのは、そのほとんどが中型~大型であることです。安物のロッドやライトタックルでは太刀打ちできません。ミディアム以上のロッド、PEは1号以上を使用しましょう。できれば大きめのタモも用意したほうがよいです。
- 手動式:紐を引っ張って膨張させる
- 自動式:センサーが水を感知して膨張する