メバリングってどんな釣り方?詳しく解説します!
1.メバリングって? 2.メバリングに必要な道具 2−1 タックル 2−2 装備等 3. メバリングの対象魚 4. メバリングのポイント 5. メバリングに用いるルアー 5−1 ソフトルアー 5−2 小型スイムベイト 5−3 小型プラグ系ルアー 6. メバリングのルアーアクション 6−1 ただ巻き 6−2 ストップアンドゴー 6−3 リフトアンドフォール 7. まとめ
漁港などで気軽に楽しむことができるメバリングは近年人気が出てきています。
「メバルを釣りたいけれど、どうしたらいいのかわからない」
「メバリングについて詳しく知りたい」
という釣り人向けに今回はメバリングについて解説いたします。
1.メバリングって!?
メバリングは読んで字のごとく、「メバルをルアーで狙う釣り方」です。
全国各地の漁港や磯場などから手軽にでき、繊細で戦略的な釣りであるところが特徴と言えます。
メバルは引きも強く、電気ウキ・穴釣りなど様々な釣り方があるので人気のターゲット。
そんなメバルを、「軽い繊細なタックルを用いたルアー釣り」で狙うのが今回ご紹介するメバリングなのです。
2.メバリングに必要な道具
メバリングに必要な道具についてご紹介いたします。
2-1.タックル
メバリングに用いるタックルは俗にいう「ライトタックル」になります。
軽量を追求した繊細なタックルが必要になるので、シーバスタックルやショアジギングタックルを流用することは難しいでしょう。
また、各釣りメーカーからメバリングの専用タックルも発売されています。
専用のタックルに越したことはありませんが、以下のような基準を満たすタックルならメバリングは成り立ちます。
- 10g以下のルアーを問題なく扱える7フィート前後の穂先の柔らかいルアーロッド
- 2000番か2500番のリール
- 1号以下のルアー用のフロロカーボンライン
- 1.5g程度のジグヘッドとソフトルアー
まずはこのくらいを基準にしてタックルを用意することをオススメします。
2-2.装備等
メバリングは夜に行うことが多いので、ヘッドライトは必須と言えます。
暗い釣り場での作業はヘッドライトなしには行えませんし、足元が暗くて見えなかったりすると危険です。
また、ライフジャケットの装着は絶対に忘れないでください。
ライフジャケットは釣りをする上で必需品と呼んでも過言ではないくらいです。
メバリングなどの夜釣りでは、明るい時間よりも落水などのリスクが高まるので必ずライフジャケットを装着してください。
- 手動式:紐を引っ張って膨張させる
- 自動式:センサーが水を感知して膨張する
- カラー:10色
- いざという時に膨らむ膨張式でスッキリしたフォルムです
3.メバリングの対象魚
メバリングでは、本命のメバル以外にも嬉しい外道が釣れることがあります。
ご紹介していきます。
カサゴ・・・メバルと生息域の似ている根魚。
アジ・・・言わずと知れた大衆魚。食べてもおいしいです。
セイゴ・・・ルアー釣りの人気ターゲット。メバリングのルアーにも反応が良いです。
4.メバリングのポイント
メバルは漁港や防波堤から気軽に狙うことができます。
漁船や係留用のロープの影、漁港の街頭付近がポイントになることが多いです。
また、テトラポッドの影も格好のポイント。
潮通しの良い磯場もメバルが回遊してきやすくオススメのポイントと言えます。
前述しましたが、メバリングは夜に行うことが多く、危険が伴うので必ずライフジャケットを装着して楽しんでください。
5.メバリングに用いるルアー
「メバリングにはどんなルアーを使えばいいの?」と感じる人も多いはずです。
メバリングに用いるルアーについてご紹介いたします。
5-1.ソフトルアー(ジグヘッドリグ)
0.5~2g程度のジグヘッドにソフトルアーをつけたジグヘッドリグはメバリングの基本ルアーです。
価格も比較的手ごろで扱い方も簡単ですし、初心者にはオススメのルアーです。
これがあれば、最低限の釣りは可能です。
5-2.小型スイムベイト
ジグヘッドリグに反応がない時には、小型のスイムベイトもオススメです。
ジグヘッドに反応しなかったメバルが反応してくることも多いです。
1つか2つほど、持っておくと思わぬところで威力を発揮するかもしれません。
5-3.小型プラグ系ルアー
ソフトルアー系ではなく、プラグ系のルアーもメバリングではよく用いられます。
なかには、「プラグしか使わない!」というこだわり派の釣り人もいるくらいです。
プラグ系ルアーは種類も多く、ソフトルアーに反応しないようなスレたメバルや大型のメバルに効くことが多いようです。
初心者の方は、ソフトルアーに慣れてきたころにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
6.メバリングのルアーアクション
メバリングでよく使われている代表的なルアーアクションについてご紹介します。
6-1.ただ巻き
メバリングの王道アクションです。
一定の層をただ単に巻いてくるというシンプルなアクションですが、これがしっかりできるかできないかで釣果が全然変わってきます。
メバルには、ゆっくりなただ巻き、通称「スローリトリーブ」が効く傾向があります。
具体的には、2~3秒ほどかけてリールを1回転させるイメージです。
6-2.ストップアンドゴー
ただ巻きに反応が薄い時などに試してみたいアクションです。
ただ巻き中に、不定期にリールを巻くことを止めてメバルを誘います。
簡単なアクションにもかかわらず、良く釣れるアクションですので、覚えておいて損はないです。
6-3.リフトアンドフォール
ロッドを持ち上げる動きでルアーを浮き上げ、その後、海底へとルアーを沈ませていくというアクションを繰り返します。
じっくりとメバルにルアーをアピールできるので、活性の低いメバルを反応させられることがあります。
7.まとめ
いかがでしたか?
今回はメバリングについて解説しました。
メバリングは手軽なのに繊細で、ゲーム性の高い釣りです。
メバリングの魅力を少し挙げると、
- 高級魚のメバルを手軽に狙える
- 夜釣りが多いので、仕事帰りに行ける
- ハマれば数釣りが可能
- 軽量な装備で行けるので気楽
などがあります。興味を持った方は是非ともチャレンジしてみてはいかがでしょうか?メバリングは魅力も多い反面、危険が伴うことも多いので絶対にライフジャケットの装着は忘れないようにしてくださいね。(釣り全般に言えることですが)この記事を参考に、楽しく安全にメバリングを楽しんでみてください!
- 手動式:紐を引っ張って膨張させる
- 自動式:センサーが水を感知して膨張する
- カラー:10色
- いざという時に膨らむ膨張式でスッキリしたフォルムです